最近、朝起きると両膝の関節が痛い。たぶん、体が高齢化しているせい?(気は若いので、体だけと言う表現/笑)
肩こりは酷いは、背中は張るは、目は老眼。完全にお年寄り(悲) でも一番悲しいのは、指先に油ぶんが無いので、紙がめくれないこと。この商売では、致命的なんですが・・・・・・・・・・。
と言うことで、男の癖にハンドクリームやら保湿クリームは、常備しているのだが・・・・・。
★「このミス」とか「本格ベスト10」などを読んだ。もちろん「ダ・ヴィンチの年末号」も。
なるほど、妥当な選定が並ぶ。その上位に選ばれている本は、どれも凄そうな本ばかり。でも、なんかピンと来ない。
上手く言えないけど、どの本も同じような本ばかりを選んでいる。これなら、こんなにいろいろな本を見る必要も無いのかな?・・・なんて感じてしまうわけ。
昔は、それぞれの雑誌や本に個性があった。たとえば「バカミス」に必要以上に紙面を割き、物凄くマニアックに覆面対談していたり、「本の表紙ベスト10」とかあって、それが個性的で面白かった。書店員が選ぶベスト10とか、帯がすばらしいベスト10とか、独断と偏見のオンパレードで、読んでいて笑い転げたこともあった。それに、ぜんぜん知らない本を、教えて貰ってるって感じが楽しかった。でも、そう言うのが無くなり、凄く真面目に、チャンと選んだ本が並んでいる。
それが、ちょっと寂しく感じた。
ただ、「このミス」の中の座談会で、ミステリ評論家の関口氏が、綾辻氏の『暗黒館の殺人』を指して、「あの登場人物たちは、飯食ってるよな?それなのに平面図にトイレが無いのは、どうしてなんだ!」と、語っていたのは笑った。
こう言う視点で、ミステリ読む人がいたんだぁ・・・・・・・。なんだか、とっても親近感を感じた(笑)
この人に『犯行現場』の本を、献本したいなぁ~。