西日本を中心とした大型豪雨の影響で、岡山を中心に大規模な被害が発生している。被災者の救助活動や詳細な状況の把握も、本格的な活動はこれから。被害にあわれた方も、またその地域に知人や友人、身寄りが居る方々も、辛い思いで情報を見守っていることだろう。心中を察するに余りある。
幸いにも被害にあっていない方たちも、こんな機会だからこそ出来ることがある。それは自分の住む地域が、水害や地震に対してどんな土地なのかということを知り、万一の際への心構えを持つこと。その為には自分が住む地域の市町村のHPに、ハザードマップあるいはアボイドマップと記載された資料が掲載されているので、それを見ると良いだろう。そこには最寄りの河川等が氾濫した際に、自分の住む場所にどの位の水が流れて来るのかが予想されている。
私の場合は近くに川が二本あるので、それぞれが決壊した際の浸水予想を知ることが出来るが、どちらが決壊した場合でも、1階の床までは浸水の可能性があると書かれている。
天災に対して100%の備えを施すなど無理な話だが、せめて自分の住む場所がどの程度の被害にあう地域なのかを知り、それ以上の被害が生じる可能性を想像しておくことが大切だろう。そこから備えをどうするのかを考えたい。小田原市の場合は下記のリンクから知ることが出来るので、是非ご一読を。
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コメント
お隣の岐阜ではかなりの被害がでていました。
子どもの頃は九州の海辺に住んでいて、台風の通り道の真下にうちがあったらしく、暴風雨がパタッと止んだかと思うと、急にぽっかりとピーカンの青空、(えっ、なんで? なんて美しいんだ)と思っているとまた暴風雨。
とても不思議でしたが、それが「台風の目」だと知ったのはずいぶん後になってからでした。
毎年その繰り返しでしたが、ある夏は朝起きると自宅の裏手3メートルまで全て海になっていて驚きました。親は夜通し眠れなかったそうですが子どもだったので。
自宅のすぐ裏まで、海水が押し寄せるとは何とも恐ろしい話ですね。その恐怖を感じなかったことが、せめてもの救いなのかもしれませんね。天災は人の経験を簡単に凌駕して来ます。それを想像して対応策を取ることは、容易な事ではありませんし、簡単に「出来る」と言えるものでもないのでしょう。それでも防災意識だけは常に持ち、その時の準備を怠らない。簡単に言いますが、そう容易いことではないと思います。
ご無沙汰しております。
ハザードマップ
津波関連でこの言葉をよく使います。先日他店からの資料で使いやすそうなものを見つけました。
国土交通省ハザードマップポータルサイトの重ねるハザードマップとわがまちハザードマップ
http://disaportal.gsi.go.jp/
天災の対策や避難は少し馬鹿馬鹿しい程早いうちから行い、空振りの心配無用むしろ予行演習かおまじないと思うようにしないと安全を確保できないと感じています。
計画中台風が来るたびに基礎高が上がり高基礎の家だと言われた我が家も東北地方太平洋沖地震以来普通の基礎高の家となったなと感じています。
御無沙汰しております。
一頃の暑さは治まったような気がしますが、油断するとまた強い日差しを感じる、なんとも辛い時期が続きますね。そんな陽気が関係するのか、今年は例年に増して大きな災害が多い様な気がします。
お教えいただきました国交省のポータルサイトは、とても見易くて便利ですね。あらためてご紹介したいと思います。
備えあれば憂いなしと言いますが、何処まで備えれば憂うことがないのか、今は分からない時代なのかもしれませんね。