電柱の移設に関して相談しようと、東京電力へ電話した。以前は小田原にも事務所があったが、東日本の震災以降に小田原事務所は無くなり、今は秦野市の営業所に統合されているらしい。で、そこに移設の件で電話したのだが、オペレーターさんに「webから申請して下さい」と、軽くいなされてしまった。単純に、「ここからあそこまで〇〇m移動して欲しい」という事では無く、まず移動が可能なのか? そのためには現地で立ち会いの上、相談する必要があるのか? その日程調整は? 実際の工事期間の目安は? と、言った具合に、まずは簡単な話を電話で確認したいと思っていたのだが、今はそうもいかないらしい。
仕方ないので、webから問い合わせようとしたのだが、フォームには「問い合わせ」とか「相談」などと言う項目は無く、「移設の申請」という項目があり、たぶん一番それが近いのかな? と、迷いながらチェックを入れる。すると「移設に掛かる工事費用は〇〇万円」と、表示が出る。「今は有料なんだ」と、驚きつつも記入を続けると、費用の支払者の住所氏名も書けと出る。誰が支払うのかの前に、本当に支払いが発生するのかもわからないのに、住所氏名を書かせることに若干の不安を覚えつつも、その欄を記入しないとエラー表示が出てしまう。つまり絶対書けってことらしい。
仕方なく自分の住所氏名を書くのだが、「もし突然に何十万と言う請求が来たらヤダな~」なんて思ってしまう。次のページへ進むと、クレカの番号か銀行口座の番号を記入する欄があるのでは? と、半ば冗談半ば本気で思ってしまう。まぁ、そんな欄こそ無かったが、なんだか嫌だな~、このシステム。今週、立会いがあるけど、その際、東電の担当者が来たら一言言いたいかも? と、思ってしまう。これを世間では便利……と、いうのだろうか?
コメント
突然のコメント失礼致します。
「電柱 移設」
で検索したらヒットしましたので、拝見致しました。
私も今週、電力会社の立ち会いなのですが、当時の状況、注意すべき点、最終的な結末等詳しく教えて頂けますでしょうか?
突然のコメント失礼致します。
私も再来週、電力会社の移設で現地立ち会いなのですが、当時の状況、気をつけるべきこと、最終的な結末等々、詳しく教えて頂けますでしょうか?
@名無し様
電柱の移設に関するご質問ですか? 状況が分からないので何を御説明すれば良いのか今ひとつ分かりませんが、移設先の土地所有者さんでしょうか?
私の場合は設計者として交渉したので、最終的には、こちらが要望する位置に無償で移設工事をしていただきました。工事の関係で、移設完了希望日がありましたが、それもかなり日程に余裕を見ていたので、そこも希望通りに対応していただきました。
また東電柱の場合、電話線や有線放送のケーブルが乗っていることもあるので、そちらにも移設に関する連絡をする必要があります。さらに言えば、電柱移設の原因者か否かで近隣への対応も違ってきます。詳しくお知りになりたいとのことですが、前情報が無い段階でお知らせできるのはこんなところですよ。あとは電柱所有者(東電ですか?)さんと、紳士的にお話されることをお薦めします。
コメントありがとうございます。
また、返信遅くなり申し訳ございません。
もう少し詳しく状況をお話しさせて頂きます。
現在、電柱は公道にあり、交差点の角に位置しています。
私はこの交差点の角にある賃貸住宅に住んでいるのですが、交差点の角度が左手前60度ほどしか無いので、車で曲がる際に邪魔で仕方ありません。
東電さんによると、技術的に移設は可能みたいですが、問題は誰がその費用を負担するかになる模様です。
なお、賃貸の敷地内に移設すれば費用は発生しない可能性があると聞いていますが、管理会社がそう簡単に首を振るとは思えません。
個人的には、住宅を建てる時に予め移設させておいて然るべきなので、賃貸の管理会社に払って欲しいというのが本音ですが、このような場合どうすれば移設は成功するでしょうか?
ご教授頂けると幸いでございます。
おぼろげながら状況の一端を理解致しました。その上で御返事させていただきますが、私は電柱移設の専門家ではないので、過度な期待はなさいませんように。一般的には電柱移設を希望された方=原因者が、移設に生じる費用負担者になると思います。まして既存電柱が公道内に立っているとすれば尚更です。民地(個人の土地)内に立っている電柱の移設の場合でも、然るべき事情が無い場合には、簡単には移動が出来ません。なぜなら最初に電柱を建てる際に土地所有者に許可を得た上で、設置に際しての費用まで支払っているからです。
今回、電柱の近くに建っている賃貸住宅の入居者さんが、主観的な意見で移設を希望したからと言って、軽々に東電が数十あるいは数百万円の費用を負担して、移設するとは思えないのです。唯一、移設される可能性があるとすれば、その電柱の存在が事故を誘発し、その因果関係が証明された上で、道路所有者あるいは管理者が移設の必要性を認めた場合だと思います。
賃貸住宅の敷地内に電柱を移設するには、管理会社の同意では無く、土地所有者の同意が必要ですし、金銭負担が発生する場合には、その土地所有者負担となる可能性が高いでしょう。その場合には先々、家賃にも影響すると思いますよ。賃貸の入居者全員が移設の必要性を感じており、全員で交渉すれば管理会社も耳を貸すかもしれませんが、可能性はかなり低いと思います。
コメントありがとうございます。
また、返信遅くなり申し訳ございません。
もう少し詳しく状況をお話しさせて頂きます。
現在、電柱は公道にあり、交差点の角に位置しています。
私はこの交差点の角にある賃貸住宅に住んでいるのですが、交差点の角度が左手前60度ほどしか無いので、車で曲がる際に邪魔で仕方ありません。
東電さんによると、技術的に移設は可能みたいですが、問題は誰がその費用を負担するかになる模様です。
なお、賃貸の敷地内に移設すれば費用は発生しない可能性があると聞いていますが、管理会社がそう簡単に首を振るとは思えません。
個人的には、住宅を建てる時に予め移設させておいて然るべきなので、賃貸の管理会社に払って欲しいというのが本音ですが、このような場合どうすれば移設は成功するでしょうか?
ご教授頂けると幸いでございます。
先日、ご質問させて頂いた者でございます。
詳細な解説と、鋭い考察を頂きありがとうございます。
先日、東電さんとの現地打ち合わせが終わり、図面と共に2種類の見積もりが上がってきました。
①公道→公道の移設(有償)
②公道→敷地内の移設(無償)
上記2通りになります。私は当然、②を希望しています。
この見積もりで、土地所有者、管理会社へ同意が取れれば移設出来るという回答でした。
ここから次の段階へ移ろうと思うので、私の懸念とそれに関してご質問させて頂きたい点を、可能な限り簡潔に述べたいと思います。
①どちらへ先に話を投げるべきか(管理会社?土地所有者?)
私の見解としては、一住民の率直な意見を先に土地所有者へ伝えた上で、管理会社へ話を投げようと思います。
理由としては下記の通りになります。
・最初に協力を依頼した時、管理会社が全く乗り気でなかった
・あくまで決定権は土地所有者にあるので、先に話をしておく
上記の通りになります。私個人としては、管理会社に丸投げすると、スルーされそうなので先に話を通す事で、揉み消されるのを防ぎたい次第です。
②有償パターンの見積もりを開示すべきか
そもそも、①公道→公道への移設も可能であることを、所有者や管理会社に開示すべきなのかという点です。最初から「②のこれしかない」で押し通した方が、スムーズに進みますでしょうか?
③公道→敷地内移設のリスク
工事費全額負担というあまりに上手い話なので、何かしら落とし穴がありそうな気もしています。
行動にあった電柱が、敷地内へ移設される事に伴う物理的・経済的損失はあるのでしょうか?(ちなみに、図面だと植え込みの中への移設となっています)。
上記、3点ご質問させて頂きます。
よろしくお願いします。
簡潔に回答だけを書かせていただきます。
①に対して
たぶん土地所有者地主さんですね。ただし御互いの距離間の問題はあります。
貴方と土地所有者との面識の有無や、話を聞いて貰える関係にあるのか?という点が気になります。
その関係があるならば土地所有者だと思います。
その関係性が無いと、門前払いで終わりの可能性もありますからね。
②に対して
土地所有者が話を聞いてくれたと仮定して、その際に有償の際の額を提示しないと「公道から公道への移設」を選択すると思いますが違いますか?
もし有償額を提示せずに話し合いが終わった際には、貴方が全額負担するのですか。
それとも電柱移設の話しは、無かったこととするのですか。
唯一話さなくても良いケースは、公道から公道への移設と言う選択肢が無い場合だけですね。
③に対して
リスクは甚大です。電柱の高さや電線・支線の具合にも拠りますが、電柱の基礎は直径2m~3m、深さは4~5mになる可能性があります。それだけの物が敷地内に埋められてしまうのですから、土地所有者の被害は甚大です。
また上空に通る電線の直下、あるいは一定の距離内に建築物を建てることが出来ない高圧ケーブルが通る場合には、その敷地内に建築制限が設けられるケースもあります。それから電線は定期的なメンテナンスが必要なため、その都度敷地内に立ち入る必要も生じます。それら全てが土地所有者へのリスクです。
ただし年間に数百円程度の土地使用料が支払われますが、それで見合うとは思えません。
貴方は「住宅を建てる時にあらかじめ移設させておいて然るべき」と、言われていましたが、私にはその根拠が分からないため、どうしても貴方の個人的な希望で、土地所有者に必要のない負担を強いているようにしか受け取れないのです。そのスタート地点の感覚が共有できないため、なんとなく土地所有者の視点で考えてしまうのです。もし貴方が主張するように、「賃貸建物建築時に電柱を移設しないことが問題だった」と考えられる合理的な理由があるとするならば、それを土地所有者に理解して貰い、貴方の考えに共感をして貰うことが何よりも大切だと考えます。
貴方はいつかその賃貸を退去される方ですよね? そのことを今一度理解した上で、土地所有者や管理会社と話し合われることが大切だと思います。けして権利では無く、お願いだと言う事を理解した上で。
早速のコメントありがとうございます。
また、的確なご指摘に感謝申し上げます。
①に関して
委細承知致しました。先に土地所有者に対し、あくまでも「お願い」である事を忘れずに、話をしたいと思います。ちなみに、面識はありません。
②に関して
委細承知しました。全て正直にお話し致します。
③に関して
リスクが甚大である事、把握致しました。
また、それに対する対価が釣り合っていない事も把握出来ました。
スタート地点の感覚に関して、少しだけお話しさせて頂きたいと思います。
進入口が非常に狭く、また交差点の進入角が、左側60度程度である事は以前にもお話しさせて頂いた通りでございます。
根拠としては、
・余りにも進入角が急すぎるが故に、内輪差で接触する縁石が欠損している
・進入口が狭過ぎるが故に少しでも進入角度を見誤ると、向かい側の民家の塀で車を損傷する(実際に私も擦りました)
が挙げられます。
言葉足らずかとは思いますが、上記を踏まえた上で、お気付きの点などご示唆頂ければ幸いです。
何卒宜しくお願い致します。
全ての事柄を承知している訳ではないので、ニュアンスや考え方に食い違いがあればご容赦ください。
車を出し入れするたびに電柱の存在が邪魔と感じ、時として車を擦ってしまうこともあるとなれば、その困っている状居を理解していただくことが解決への近道なのかもしれませんね。
解決の方法論ありきではなく問題点の共有に重きを置くと、結果的に土地所有者のメリットにも繋がり、理解も得られやすいのかもしれません。うまく解決すると良いですね。
ちなみ管理会社はその類の問題に、積極的に関与しないことは既にご承知の通りだと思いますが、そのことが会社の利益に繋がらないからです。問題解決しても、何の得にもならないと考えるからであって、解決することで入居者の得になり、土地所有者の得になり、結果的に管理会社の何かに関して得になると思わせれば良いのかもしれませんね。