いつもお世話になっている東京創元社さんから、カーター・ディクスンの『白い僧院の殺人』新訳版を頂戴いたしました。いつも気に掛けていただき、ありがとうございます。『白い僧院』と言えば、密室物の作品の中でも、5本の指に入るぐらいの名作中の名作で、本書の雪密室を切っ掛けに、どれほどの雪密室名作が生まれたことか。そんな名作の新訳版を読めるということは、本当にありがたいことで感謝です。この表紙を眺めているだけで、バーボンのロック3杯はいけます。ちなみに偶然ですが、今読んでいるジョン・ヴァードンの『数字を一つ想い浮かべろ』にも、雪密室が登場します。コテコテの密室物は大好物ですので、本書『白い僧院の殺人』も、楽しんで拝読させていただきます。
もう一つ余談ですが、ここ数週間、読書がまともに出来ていませんでした。理由は単純、老眼鏡が無くなってしまったから。どこかに置き忘れたらしいのですが、思い当たる節がありません。そのうちに出てくるだろうと高を括っていたのですが、全く見つからず、その間、読書はお預けでした。で、とうとう諦めて新しい老眼鏡を作ったのが先週のこと。御蔭様で今は、読書ふたたびです。