住宅用の煙感知器は消耗品です

深夜に、突然大きな音量で「ピッピッピッ!」という電子的な警報音が鳴り響いた。驚いて飛び起きると、天井に取り付けてある煙感知機が鳴っている。火災ではないことは直ぐに分かったので、感知器を取り外し電池を抜いて音を止めた。朝起きて、取り外した煙感知器を眺めると、「ピッピッピッ」と3度音が鳴るのは、本体の故障だと書かれていた。試しに電池を入れ替えて様子を見てみると、やはり数分後に3度の音が鳴り響く。新しい物を購入しなくては。

住宅用の煙感知器は大抵の品が電池式で、その耐用年数は約10年だと認識している。新築時に煙感知機に関する御説明でも同様の話をしているが、これは電池の寿命が10年ですよ、と言う意味では無く、感知器本体の寿命が約10年ですよ、と言う意味。最近では高性能のリチウム電池を内蔵した物もあり、その場合には電池の寿命が10年の物もあるが、そういう話ではない。電池など切れたら交換するのは当たり前の話で、そのことは説明書にも書いてあるのだから。

ということで、煙感知器を早速ひとつ購入。本当はすべての煙感知器を取り換えるべきなのだが、既存品と同じ物が見つからなかったため、違う機種を購入した。だから取り付け方などの違いを知るために、試しに一つだけ買ったというわけ。新築時に貰ういろいろな機器類の取扱説明書は、沢山あって読むことが面倒ですが、こういう時のために一度はキチンと読むことをお薦めします。

あ、そうそう! 最近の煙感知器の中には、深夜に電池切れ故障の警告音が鳴らない設定に出来る物もあります。お値段は少しお高めですが、選択肢の一つとして覚えておいても損は無いと思います。