造り付け棚にも配慮

今日から対外的にはお休みをいただいていますが、実質的には今日も仕事。さて大掃除はいつ出来るだろうか?そんなことは置いといて! 工事中の公民館の様子です。

造作工事で吊戸棚や棚も造っています。吊戸棚の下には書や絵を飾ることが出来る、ピクチャーレールを設置。これは自治会の方が作られた作品を展示する催しがあるので、その為の配慮です。

ak20191228.1.jpg

吊戸棚に震感ラッチが付けられているのは、これは今では標準的な物なので当たり前。地震で揺れた際に物が飛び出してこないように配慮しています。

ak20191228.2.jpg

その下部に設けた棚には、全ての棚に鍵を設置しています。これは住宅の棚では、あまり見かけない配慮です。自治会にはいくつかの部会やグループがあり、それぞれに大切な書類がたくさんあります。それらの書類は部会ごとに管理されますが、今までの公民館には管理スペースが無かったために、個人個人の家に持ち帰り管理していて大変不自由だったのです。それを解消するために考えられたのがこの棚。

ak20191228.3.jpg

小さな箇所で、自治会の皆さんの悩みを解消するための配慮がされています。

ちなみにこのブログだけ「建築」のカテゴリーでは無く「公民館」のカテゴリーとしている理由は、工事の様子を見ることが出来ない自治会皆さんに対して、少しですが様子をお知らせするための配慮です。まぁ、その割に更新頻度が少なかったのは、私の不徳の致すところですが・・・。