宅地内で水道管が漏水か?自分で調べてみた結果

数日前から、家の前だけがなぜか濡れていることを不審に思っていた。敷地内の水道管からの漏水を疑い、確認してみることにした。家の蛇口を全て止め、水道メーターの針を見る。針がが動いていれば、蛇口以外の何処かで水が漏れていることになるが、針は動いていなかった。試しに外流しから水を出すと、たしかに針が動く。つまり水道メーターは正常に機能しており、宅地内の漏水個所も無いと言うことになる。

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次に確認したのは道路との境目の箇所。掘ってみると・・・・・・あった! 道路を舗装しているアスファルトの下から、水が流れ出ている箇所を見付けた。間違いなく道路内に埋設されている水道本管が漏水している。私が出来ることはここまで。と言うことで、水道局に本管からの漏水個所がある連絡をしたのが昨日の午後。直ぐに水道局の人が、調査しに来てくれた。水道本管の位置を音波で確認し、その後、漏水個所を聴診器の様な専用機器で探し出す。そこまでの作業時間、約20分。漏水個所と思われる付近にスプレーでマークし、調査は完了。そして今朝から本管の修復作業が始まっている。

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調査してくれた方が言うには、本管からの漏水としては程度の小さな物で、あまり心配する内容ではないとのこと。だから水道本管を交換するような修復作業では無く、穴の開いた箇所に上から被覆をするような形で処置をするのではないか―、と言う話だった。もっとも建築の改修工事の場合でも、予想と実際に見るのでは違うことは多々あるので、問題個所や修復方法は蓋を開けて見るまでは分かりませんけどね。

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けっこう大掛かりな作業に見えるけど。

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水道料金が異常に高い時や、敷地の中が不自然にジメジメしているような場合には、宅地の中で水道が漏水している可能性を疑いましょう。そして専門の業者さんを呼ぶ前に、自分で水道メーターを調べることで、なんとなくの察しも付けられます。またお近くの水道局に行けば、家の水道配管がどのように敷設されているかを書いた設計図面が保管されています。これは家を新築した際に、水道業者さんが水道メーターを貰うための申請書類として提出もので、それが保管されている筈です。ま、そんなことまでしなくても、自分の家の中の水道管が漏れているのか、そうで無いのかだけでも判断が出来れば、自ずと連絡する先が違ってきますからね。参考までに。