20日、第164回芥川賞と直木賞の選考会が開かれ、芥川賞に宇佐見りんさん『推し、燃ゆ』が、選ばれたそうです。ふだんミステリばかり読んでおり、あまり人が死なない本は読まないのですが、そんな私が珍しく読んだ本です。ジャンルを問わず好きな物や人、アイドルが居るようなオタク気質の方には、なんの違和感もなく楽しめる作品だと思います。
著者の宇佐見さんは、静岡県沼津市出身と言うことで、小田原からも近くて個人的にも馴染みのある土地のご出身と言うことで、なんとなく嬉しい限り。もう一度、読んでみようと思います。ちなみに直木賞を受賞されたのは、西條奈加氏の『心淋(うらさび)し川』だそうです。お二方ともに、おめでとうございました。