厚労省でアベノマスク配布中

8000万枚の在庫があり、これらすべてを3月には廃棄すると政府が発表した通称・アベノマスク。廃棄する理由は、保管費用が嵩むから。この廃棄手続きにも多額の費用が掛かることが報じられたことをきっかけに、「捨てるなら欲しい」と言う希望者が続出し、現在、希望者からの申込期間を延長して対応しているとのこと。希望者は個人・自治体・介護施設等と三つに区分分けされていますが、申し込みは必要事項を規定のexcelに記入し、メールに添付して送るだけ。マスクは100枚単位での配布で、送料は国負担なので無料。詳細や申し込み手月に関しては、下記の厚労省HPをご覧ください。

自治体・個人・団体からの布製マスクの配布希望の申出について 厚生労働省HP

将来予想される大規模災害時に備えて個人でのストックは勿論ですが、自治会単位で管理している防災倉庫で備蓄することや、マンション等の備蓄倉庫に確保しておくことも必要だと思います。また自治体と言うと、市町村をイメージしますが、それら市町村では希望しない地域もあると思うので、個々の小中高等学校や幼稚園あるいは保育園レベルでも、防災倉庫や非常時の備蓄倉庫を持っているような施設ならば、個々に申し込んで確保しておいても良いと思います。

使い捨てられる不織布マスクが容易に確保できるようにはなりましたが、それでも今現在流通している多くの不織布マスクは外国で作られ、輸入されている品です。いつコロナ禍以上の脅威に見舞われ、今よりもひどい状況にならないとも限りません。わざわざ購入して備蓄する必要は無いのかもしれませんが、廃棄する品を無慮で貰えるならば、貰っておいても損はないと思いますが如何でしょう。

ちなみにメールやPCの苦手な御高齢でも、中には貰えるならば欲しいと考えられる方も居ると思います。傍にいる若い方は不要と考え、申し込まない場合でも、ご高齢者に一言聞いてみて下さい。もし必要だと言われたら、代わりに申し込んであげると、きっと喜ばれるかもしれませんね。日本が循環型社会を目指すならば、「勿体ない精神」を思い出すことも必要だと思っています。