今日の午後には政府対策本部から、一都12県に対する「まん防措置」が、正式に決定されるそうです。またいろいろな制約を受ける場所や店が出るのですね。お勤めされている方にも、いろいろな制限が付されて窮屈だとは思いますが、個人で営んでいるような小さな店にとっては、本当に死活問題で可哀想な気がします。いろいろな方が、いろいろな意味で辛抱をしながら、守らなければなりませんね。自分自身と大切な方、そしてその繋がりすべてを。
ところで今、建設資材がどのぐらい値上がりしているかご存じでしょうか。 物によってはコロナ禍前の倍の値段になっています。一つ一つの値段(単価)は小さくても、家一軒分にもなれば、それは大変な金額になります。またその値段でも手に入らない物もあり、建物は完成しているのに便器が無くて引き渡せないとか、給湯器が手に入らなくて引き渡せないといった事例もあるそうです。建築主は勿論大変ですが、建物を引き渡すことで工事代金を受け取る建設会社の方も、かなり深刻な状況になっています。それは元受け会社よりも下請け会社、下請け会社よりも孫請け会社の方が、どんどんダメージが大きくなります。大きな会社には、それなりの救済措置や救済方法があっても、例えば孫請け・曾孫請けで仕事をする一人親方のような場合には、たいした救済方法も無いのが現状です。きっと声に鳴らない悲鳴や呻き声が、あがっているのかもしれませんね。
オミクロン株と呼ばれる感染力の高いコロナ禍が猛威を振るっていますが、初めて感染者が出てから既に足掛け三年になります。正しく怖がる方法を、ボチボチ確立できても良い時期じゃないかと思っています。