塚原の家新築設計

家事動線を繋げた回遊動線を持つ家

塚原の家イメージ

玄関ポーチ上部にも大きな庇を設け軒裏には壁と同じアピトンを貼っていますイメージ

奥行きのある建物はホールを抜け居間・食堂へと延びていくイメージ

居間と台所の間には目隠しの意味を持つ収納棚を設け階段の壁の向こう側には家事スペースが並ぶイメージ

床板と蹴込み板で構成した階段がシンプルで軽い印象を与え廊下を広く感じさせるイメージ

大きな流し台の周りには棚やスイッチ類をまとめて設置しパントリー・家事室・洗面所へと繋がっているイメージ

書斎には在宅ワークに必要な関連機器類をコンパクトに使いやすくまとめているイメージ

玄関ポーチと植栽にも明かりを灯して家人を迎えるイメージ

庭に植えたイロハモミジもライトアップイメージ

建物の夕景は家人の癒しイメージ

一戸建て住宅/木造2階建て

敷地面積
283.42㎡
建築面積
77.66㎡
延床面積
118.41㎡
床面積
118.41㎡
設計期間
2022年8月~2023年1月
監理期間
2023年2月~2023年9月
施工期間
2023年2月~2023年8月
施工会社
株式会社安池建築工房 (敬称略)

神奈川県南足柄市

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東西に長い敷地に建つ2LDKの家。ベッドルームの他に、玄関に広いシューズ・クローゼット、台所脇にはパントリーと家事室を設けています。またリモート・ワークに使う書斎も設けているため、寝室の数だけを基準とした「2LDK」と表す以上の広さとゆとりを確保しています。敷地東側に道路、西側には高さ約2mののり面があり、その部分は庭などに活用できません。その上、北側斜線の制限を受けるため、建物の配置計画及び外部との繋がり方が計画のポイントとなりました。

1階の一部に中庭を設けることで、24帖の広さを確保したLDKの動線と明るさを確保しつつ、閉塞感を感じさせない寛ぎの場所を確保しています。階段を基準とし北側エリアに家事に必要な諸室を隠しつつ、一直線で繋がるように設えています。階段の南側には居間と子供も勉強できる小さなワーク・スペースを確保しています。階段を中心にぐるりと回れる動線とし、家の広がりをより感じられるように配慮しました。適材適所に造り付け収納棚を設け、本などを効率的に収納できるように配慮もしています。

「こどもエコ補助金」の支援時期だったこともあり、断熱等級5、一時消費エネルギー等級6、耐震等級2を確保しています。土地探しから、お手伝いさせていただいた家造りでした。

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