節分

鬼は外! 福は内! の節分です。子供の頃は、どこの家からも聞こえてきた声。翌日の道には、撒かれた豆がアチコチに落ちていました。今は鬼を悪しき者と断定して豆をぶつけるなんてヒドイ! と言った観点から、鬼に物を投げつけるのは止めましょう、なんて意見があると朝のTVで話していました。ふん、ばかばかしい。

なんでも平等とか、なんでも差別だと騒ぐ人たちって、一体何が気に入らないのでしょうね。そもそも鬼とは病気や飢饉、その他の降りかかる災いを比喩した物であり、福とは健康で一年過ごせることを願った物。なにも問題などない、日本的で良い風習です。

コロナ禍の感染が広がる今日この頃ですが、こんな時こそ大きく窓を開け、「鬼は外 福は内」と叫びましょう。大きく窓を開けることで換気も出来て、とても理にかなった邪気払いとなりますから。ただ年の数だけ豆を食べることは、私はもう無理かもしれませんが……。