事務所の正面に、国旗を掲揚する小田原市の二本の国旗棒が立っています。快晴の小田原でしたが、本日、半旗は掲揚されませんでした。それも一つの対応だと思いますし、弔意を表明する意思があるとアンケートには回答されていたので、市役所正面玄関前の国旗棒には半旗が掲揚されていたのかもしれません。ま、どのような対応を取ろうが、それにはそれで何らかの意味や考え方があってのことだと思うので、仕方ありませんね。
そういえば最近、国民の休日に、玄関に日の丸を掲げる家を見かけたことがありません。そういうお前の家はと聞かれれば、私の家でも掲揚していません。だからそれが良いとか悪いの話ではなく、いつから日の丸を掲揚しなくなったのかと、ふと思ったまで。ひょっとすると日の丸を玄関に飾り、国民の休日を家族で祝っていた頃にはあった何かが、無くなっていく、あるいは薄れていくに従い国旗を掲揚しなくなったのかもしれません……なんて思ってしまいます。
国葬儀、それはお別れの会だと捉えていますが、亡くなられた人のお別れの会ぐらい、静かにしてあげれば良いのに……と、思いました。そんな心遣いさえも無用だと考えるのは、なんだか残念です。戦争が無くならない理由が、少しだけ分かったような気がする9月27日です。