城山の家は外構工事中。購入した家具がようやく船便で届いたとのことで、昨日はその家具が搬入されていました。5月になれば駐車場のオーバーゲートの設置や、舗装作業も終わります。また玄関のアプローチに貼っていた大判タイルが、数枚足りなかったことが発覚し、慌てて追加発注したのですが在庫が無いとのことで今は入荷待ち……。いまはメーカーでも在庫を抱えない時代なのですね。
室内には壁掛けTVなども梱包された状態のままで置かれているので、それらも全て所定の位置に設置します。5月中旬にはすべての作業を終え、そのタイミングで完成写真を撮って貰い完了する予定です。
その足で塚原の家の打ち合わせに移動。現場では大工さんが、屋根の通気用部材を施工しているところでした。垂木と呼ばれる屋根下地材の間に、段ボール製の部品をタッカー(大きなホッチキスみたいな道具)で止めています。この段ボールと野地板(屋根材の下地合板)との間に約3cmの隙間を作り、屋根の熱せられた空気が室内に影響させることを防ぐ空気層を作っています。温かい空気は屋根の一番高いところから外へと排出されます。白い矢印は空気の流れをイメージしています。
段ボールの上の面は銀色に塗装され、熱を反射し易いように仕上げられています。この段ボールの上に断熱材を吹いてしまうので、断熱工事が終わると見えなくなってしまいます。たぶん今日も仕事をしています。ちなみにこの段ボール、意外と安くないのです。
世間でいうGW、建築の現場にはあまり関係ないのかもしれませんね。かくいう私も本日、仕事してますが。