桜伐採後も工事は続く

外構工事の打ち合わせ。
工事は粛々と進められているが、相変わらず伐採された桜の切株は、そのままの状態で放置されている。工事が進むという事は、綺麗に造られる外構に対して、放置されたままのバリケードが目立つという事。
桜の切株
ふだん工事に関しては口を出さない御主人も、さすがに焦れた様子で市役所に電話すると、担当者が「すぐに切り株を撤去します」と、即答したそうな。やはり建設関係者ではなく、当事者である家人は強い。まぁ、その強さは家人という事だけではないのだが。とは言え、切り株が撤去され、バリケードが無くなるのはありがたい。その日を待ちながら、外構工事は粛々と進めよう。
切り株
ちなみに伐採されてしまった桜の幹は、空洞化している。仮にこのままの状態で放置すると、空洞に雨水が溜まって痩せ細っていく筈。そうなると地中に張られている根までもが痩せて、道路が沈む可能性もあるだろう。
切り株
伐採が中止された12本の桜が、健康に育っている状態であれば良いが、病んで空洞化が進んでいるようならば、然るべき処置を施さないと、いずれまた枝が折れたり倒木する可能性だってある。生き物を守るという事は、先々の面倒までもを含めて世話をすること。その面倒は他者に任せ、良い時だけ樹木は大事と言っても、その言葉に説得力はない。
桜の樹に限らず、自然を大切にするという事は、その恩恵も受ければ弊害だって受けるもの。それが分かっているので、ふだんは何も言わないことにしている。物を言う時には、それなりの責任が伴う事は重々承知しているから。
明日は朝から現調。
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