小田原市内に建つ某住宅の外構改装工事が、無事に完了した。昨年の秋には、こんな様相を呈していた家。
その後、台風で桜の枝が折れる事故が起き、ガス灯を破壊。市が桜を伐採するも、直ぐに周辺からの反対の声も上がり中止に。一部、切り株を残したままの危険な状態だったが、それも先月末には抜根の上、舗装して、なんとか完了。そんなこんなで半年近くの工事が、ようやく全ての工事を終えた。ちなみに建物外壁やら、室内各所の改装工事も行っていたので、外構工事だけでもないのだが、スタートは外構の改修工事だった。
既存は桜の木が門被りのように覆い被さり、とても重く暗かった。
春には綺麗な姿を楽しませてくれていた桜も、枝が折れ、車や外灯を傷付けられることは辛かった。
そんなアプローチのイメージを刷新した。
開放性を上げ、コンクリートで舗装されていた床に石でデザインを施した。
シンボル・ツリーとして植えたのは、大きくならない桜の仲間。
年月を感じさせたコンクリート擁壁には、外壁に合わせたタイルを貼り、ロートアイアン(鋳鉄製)のフェンスを設置した。
手間の掛からない緑も設置も忘れずに。
ガス灯と煙突のある城山の高台に建つ家。長かった工事も、ようやく完了。
犬と猫の写真で、諸々を隠したのはご愛嬌なので、ご容赦を。