建築 2015.6.15 御仕立て台のある家 御仕立て台とは、裁縫をするための作業台の事。奥行き一尺五寸・幅六尺程の物で、これが無いと着物を仕立てることが出来ない。家に畳敷きの和室しか無かった時代には、座して縫物をしていたようだが、洋室が増えた今では腰掛けて作業する方が多い。 アイロン台が乗っている下の板は、この家で長く使われていた物で、御家族にとっては大切で思い出深い品でもある。と言う事で、この板を使った御仕立て台を、計画案の中に盛り込まねばならない。 自分で着物を縫って着る、なんか良いです。