先週の木曜日、住宅の完了検査を受け、無事に合格したので、その検査済み証を受け取りに検査機関に行って来た。片道、車で約40分の道程。検査済み証を受け取りに来た旨を告げ、待つこと暫し。
しばし……しばし……長い!
なんでこんなに待たされるの? と思った時には、すでに30分ほど経っていた。
そこに係りの方が近づいて来て、おもむろに「お急ぎですか?」と、聞いてきた。
道で女性に「お急ぎですか? お時間ありますか?」と、声を掛けられたのなら、もちろん急いでいても「暇です(キッパリ)」と答えるが、今はその時じゃない。しかも検査機関が開く、9時ちょうどに訪れたことから、少しは察してほしかった。
聞くと、先週末にシステムの更新をしたのだが、それが上手くなかったらしく、書類の印字、あるいは新規の入力が出来ないとな。「1時間ほど待ってくれれば、直るかもしれない」とのこと。
直るかも……かも、ってなんだ? 1時間待って、直らない可能性もあるってことか?
即答した!「帰ります」と。
明日の午前中必着の宅配便で送ると約束してくれたので帰ってきたのだが、午後に電話があり、今から届けに行くとのこと。
長いことこの仕事をしているが、民間・役所に関わらず、書類を届けて貰うという体験をしたことは、ただの一度も無い。
少し申し訳ない気がしたが、行為を遠慮なく受けることにした。
なんせその書類は融資に関係しているので、一日でも早く受領したかったから。
PCというのは何かと便利な品ではあるが、ひとたびトラブルが生じると、素人ではいかんともし難くなってしまう、まさに諸刃の剣の便利ツール。付き合い方と距離感を、大事にしないといけませんね……。