先週末の「オープン・オフィス」への御相談者は、築54年が経つ中古住宅を購入され
そのリフォーム計画に難航されている方のご相談でした。
お話を聴いて感じた問題点は、次の二点。
一つは中古住宅を購入する時点で、改修工事の必要性を感じていながらも
その工事内容や費用に関して、正しいアドバイスをしてくれる方が居なかったこと。
この段階で適切なアドバイスがあれば、時間的・費用的に節約できた可能性があります。
もう一つは、ご自身で探されたリフォーム業者さんが、たぶん合っていなかったこと。
リフォーム工事は、ある意味で新築工事よりも気を使い、細かい配慮が必要となります。
だからこそ工事着手の前に、出来る限りの情報を仕入れ
いろいろな不測の事態に対して、対応できる体制と心構えが必要になります。
その辺りに関しての対応が、今一つだけ歯車が合っていなかったように感じました。
たぶんこの二点に、もう少し上手くアドバイスをしてくれる人がいたら
きっと違った形で進んでいたことでしょう。
似たような事でお困りの方って、本当はたくさんいると思うのですが
「誰に聞いたら良いかわからない。だからこのまま進んでしまえ」という方が
ほとんどなのかもしれません。
額の大きな買い物であるにも関わらず、勢いだけで進んでしまっているとしたら残念な話です。
もしそんなことがあるなら、お問い合わせ下さい。
きっと何か、参考にはお話が出来ると思いますので。
ちなみに今回の御相談者の建物は、今週中に様子を見に伺います。
やはり実際の建物を見ないことには、適切なアドバイスにならないと思うので。