ガラス作家のアトリエ改装工事

築40年程経つ建物を耐震補強したガラスのアトリエ

ガラス作家のアトリエイメージ

アトリエと資料室の床は杉板貼りイメージ

資料を収蔵する造り付け本棚イメージ

作品は重量がかさむため、天井には小型のクレーンを設置イメージ

製作した作品を写真撮影するためのスタジオとしての利用もあるイメージ

縦に長いガラス作品は地震に弱いイメージ

築40年経つ畜舎に改修補強を施し、外壁には焼き杉板を貼るイメージ

アトリエ兼スタジオ/木造平屋

敷地面積
1,554.95㎡
建築面積
419.67㎡(126.95坪)
延床面積
419.67㎡(126.95坪)
設計期間
2012年5月 ~ 2012年9月
監理期間
2012年9月 ~ 2012年12月
施工会社
株式会社 中川工務店 (敬称略)

神奈川県南足柄市

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大学で教鞭を取る傍ら、御自身の創作活動に勤しむガラス作家のアトリエ改修工事。
築40年程経つ建物を耐震補強しつつ、屋根・外壁等の老朽化した部材を全て交換し、これからの20年間、安心して創作活動に打ち込みたいと考えた計画。
当初は、この建物を解体して、一回り以上小さくした建物を新築する構想だったのですが、既存建物が思った以上に良い状態だったこともあり、既存建物を再生・再利用することで方針が決まりました。

間仕切りも兼ねた本棚には大量の資料を収納。
天井にしっかり固定してあります。

母屋に面する外壁を「焼き杉板」の横張り材に変えたことは、維持管理上の良さだけでなく、母屋から見る視覚的な落ち着きが得られる効果も狙ったものです。