デッキ・ハウス新築設計

家を囲むように設けた広い木製デッキが特徴的な家

デッキ・ハウスイメージ

玄関には木製デッキを渡って入るイメージ

天井の高い2階リビングは、いつも明るいイメージ

2.7mほど突き出た広い木製デッキにオレンジ色のオーニングが、よく似合うイメージ

木製デッキの下は涼しげな日陰が出来、夏の暑さを防いでくれるイメージ

寝室の奥に隠すように設けた書斎イメージ

青いガルバリウム鋼板の外壁と木製デッキの似合う外観イメージ

一戸建て住宅/木造二階建て

敷地面積
164.01㎡
建築面積
75.99㎡(22.98坪)
延床面積
94.23㎡(28.51坪)
設計期間
2008年7月~2008年11月
監理期間
2008年12月~2009年5月
施工会社
株式会社 安池建設工業 (敬称略)

神奈川県小田原市

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敷地は164.01㎡と比較的広いが、南側に高さ5mを超える高低差があり、そこに石積みの擁壁が設けられている。そのため敷地の全てが、平地とはなっておらず、建物を建てられる場所には限りがある。また道路からは2m程下がった位置に宅盤があり、敷地として高さに留意しなければならない難しい形状だった。だがクライアントは、そこに大きなデッキを設け、2階から建物に入ることを最初からイメージしていた。

プライベート空間を1階に設け、2階は広く開放的なリビングを作りたいと考えた。リビングに添うように設けた広いデッキは、緩やかな中間領域として、時には外部、時には内部として利用される。
室内から見える空は遮る物もなく、冬でも一日中暖かな陽だまりを作り出す。遠くに見える相模湾は、穏やかな風に揺られる木々の向こうに揺れ、一日中、外を眺めているだけでも飽きない場所になった、想いが揺れる家。