久野の家土地探し/住宅の設計監理

落ち着きと静けさを求めた家

久野の家イメージ

1階部分をジョリパット塗り、2階部分を金属サイディング貼り、一部をアピトン貼イメージ

土間の段差を最小限とし壁はエコカラットタイルで装飾イメージ

黒いキッチンと木質系の天井材のコントラストイメージ

天井から吊り下げられた大きなカーテンが壁一面を覆うリビングイメージ

黒い大きなキッチンが空間の落ち着きを演出するイメージ

壁一面に貼られたタイルの陰影が美しいイメージ

書斎には大きさの違う本棚の設えイメージ

枕元に間接照明を設けた寝室には造り付けのドレッサーも設置イメージ

玄関脇に植えられた植栽が照明により影を浮かび上がらせる家イメージ

一戸建て住宅/木造2階建て

敷地面積
131.67㎡
建築面積
67.07㎡
延床面積
111.79㎡
床面積
111.79㎡
設計期間
2023年10月~2024年6月(土地探し期間を含む)
監理期間
2024年8月~2025年3月
施工期間
2024年8月~2025年3月
施工会社
株式会社 安池建築工房(敬称略)

神奈川県小田原市

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傾斜角度の強い道路を中心に、振り分けるように作られた宅地の一区画に建てられた家。道路傾斜が強いため敷地内にも1m程の段差があり、その高低差を利用しながらも、建物内では段差を設けず、フラットな空間で過ごせるように配慮しています。玄関にも大きな段差を設けることなく、ほぼフラットな設えとしています。

高気密・高断熱仕様としたうえで、室内すべてに温水式床暖房を敷設しているため、冬でも素足で寒さを感じることはありません。熱源には環境にも経済的にも負荷の少ないエコワンを採用し、ランニング・コストを下げる配慮もしています。洗濯乾燥機の「乾太くん」を、合わせて設置することで、家事の効率化も図っています。

室内全体の仕上げ材色に関しては、落ち着きを感じられるグレー色で統一し、明るさと開放感を残しつつも、静かでゆったりとした空間を感じられる色合いでまとめています。間接照明を多く採用しているため、照明器具が過度に主張することも避けています。上質でありながらも、それを主張することなく設えた大人の家となっています。土地探しの段階からご依頼いただいたので、長い時間を費やした思い出深い家造りでした。

断熱等級5/一エネ等級6/耐震等級2/全室温水床暖房/ECO ONE採用

https://www.houzz.jp/hznb/projects/pj-vj~7627230