扇町の家新築設計

遊べるルーフ・バルコニーがある暑さにも強い家

扇町の家イメージ

階段下部には収納を設けている。また2階廊下の床はスノコ状で風も光も抜ける仕様イメージ

主寝室の外には広いルーフバルコニーを設けたイメージ

クローゼット上部はロフトとし、そこにも収納が可能イメージ

奥行きの深い子供部屋に設けたロフトは、さしずめ良い遊び場でもあるイメージ

隣家と視線が合わないように、ルーフ・バルコニーの手摺は高くなっているイメージ

外壁の一部に木を貼り、隣家との調和を図りつつ、個性を出した外観イメージ

敷地面積
138.49㎡
建築面積
74.36㎡(22.49坪)
延床面積
117.51㎡(35.54坪)
設計期間
2005年6月~2005年10月
監理期間
2005年11月~2006年6月
施工会社
成幸建設 株式会社 (敬称略)

神奈川県小田原市

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およそ25年前に造成された住宅地の中に建つ家の建て替え工事。御母堂様が住むご実家を建て直し、息子さんご家族が同居すると言う形での二所帯が暮らす、三世代が同居する家。そのため御母堂様の生活リズムと、お孫さんたちとの生活リズムの接点と切り離しを考慮して、それぞれが気兼ねをしない関係性を大切に考えています。

敷地いっぱいに建物が建つため、外に広い庭を確保することが出来ませんでした。そこでリビング上部に大きなルーフバルコニーを設け、そこを屋外スペースとして活用できるように考えました。そこがただの物干し場にならないように、テーブルと椅子を設置して、その上部にはパーゴラも設け、遊び場として活用できるように配慮しました。パーゴラには鉢を吊り下げることも可能です。また梁の上部によしずを敷き、夏の暑さ対策に一役買えるような役割も担っています。