湯河原の家新築設計

屋上緑化を施したコンクリート打ち放し住宅

湯河原の家イメージ

コンクリートの質感に合わせて選んだステンレス製キッチンイメージ

階段上部のガラス製塔屋は、自然との繋がりを感じられる場所イメージ

吹き抜けと並べて設けた階段はスチール製イメージ

赤い扉、青い扉、黒い扉は室内のアクセント・カラーイメージ

屋上に貼られた芝生は断熱材でもあり遊び場でもあるイメージ

打ち放しの外壁は住み手の個性の一つでもあるイメージ

一戸建て住宅/鉄筋コンクリート壁構造地下1階地上2階建て

敷地面積
116.95㎡
建築面積
67.33㎡(20.36坪)
延床面積
119.43㎡(36.12坪)
設計期間
2002年10月~2004年7月
監理期間
2004年8月~2005年4月
施工会社
大同工業 株式会社 (敬称略)

神奈川県湯河原町

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ご実家の敷地の一部を分割し、そこに鉄筋コンクリート打ち放しの家を建てました。壁は内外共に断熱を施していないため、「夏は暑く、冬は寒いですよ~」と、言い続けて建てた家ですが、出来上がってみると全然そんな事は無かったとのこと。一番熱を受ける屋上には、天然芝を張っています。屋上面を緑化することで、断熱と庭スペースとしての確保を試みたのですが、それが功を奏したようです。

地下には一面を黒色に施した御主人の趣味の部屋が設けられ、夜な夜なエレキギターが唸りをあげています。居間上部は開放性を得るために吹き抜けとし、その脇に建物を上下に繋ぐ階段が設けられています。これらが家を上下に繋ぐことに大いに役立っており、家族の気配を感じ易い家となっています。